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臨時増税案にたばこ税  来年の10月から1本あたり2円の増税
  政府は東日本大震災の復興費を賄うことを目的とした臨時増税案をまとめた。その中にはたばこ税の増税が盛り込まれており、来年の10月から1本あたり2円増税し、10年間で計2兆2千億円の税収を見込んでいる。たばこ税の増税は昨年の10月に実施されたばかりであり、短い期間での再値上げとなりそうだ。
 前回の増税では、1本につき5円、1箱で100円の値上げとなり愛煙家に大きな影響を与え、価格が上昇したことを理由に禁煙した人も多かった。データでは昨年の値上りを機に禁煙に挑戦した人は全喫煙者の35%で、禁煙に成功した人はそのうち38%だった。過半数が禁煙に失敗しているが、値上りを理由に禁煙をするという気持ちは多くの愛煙家が持っていることがわかる。アンケートでは500円をめどに禁煙したいという声が半数近くを占めている。そして、今回の増税案でその500円のラインに価格が乗ると予想される。
 昨年の厚生労働省のデータでは1箱410円で販売を行うことによる2兆3千億円の税収を見込んでいたが、先日発表された22年度のたばこによる税収は2兆円を割った。今回の案では禁煙ラインと言われている500円を突破する見通しであることから、禁煙する人は前回より多くなることが見込め、政府が見込んでいる1年間で2000億円の増収という目標は厳しいとの見方もある。
 復興費と健康促進を理由に、増税したばかりのたばこ税の増税には反対意見も少なくない。特に愛煙家からは「取りやすいところから取るのではなく、もっとやるべきことは他にあるだろう」という声が多く聞かれる。