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金融機関の倒産  外貨預金は保護の対象外
  愛知県の豊川信用金庫が倒産するという噂が流れ、短期間に20億円もの預貯金が引き出されるという事件が53年前に起こった。その信金への就職が決まった高校生が、友人から「信用金庫は危ない」といわれたことを真に受けて親戚に相談し、それによって噂が広がり、最終的に「つぶれる前に預金を引き出さねば」と考えた預金者らによって地域全体を巻き込むパニックを招くに至ったという。だが、元をただせば、「危ない」という発言は銀行強盗のことを指していたとされる。
 当時の法律では、破綻した金融機関から預金者が受け取れる金額の上限は100万円だった。だが、現在は1千万円までは受け取れるよう法改正されている。この1千万円の枠は、金融機関ごとに設けられているため、万が一のことを考えるなら、ひとつの銀行に資金をまとめておくより複数の銀行に1千万円ずつ資金を分散した方がよいといえる。
 ただ外貨預金は1千万円保護の対象にならないので注意が必要だ。また外国の金融機関の日本支店も対象外となっている。