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ローンの「借り換え」は本当にお得か  一時的費用も含めたトータルの比較を
  メガバンク3行は11月から固定型の住宅ローン金利を引き上げた。10年固定では最大0.15%幅の引き上げとなり、10〜12年ぶりの高水準となった。日本銀行の金融緩和政策の修正を受けたもので、今後さらに住宅ローン金利が上がっていく可能性もある。今回の金利引き上げを受けて、わが家の住宅ローンの「借り換え」を検討し始めた人もいるかもしれない。
 「借り換え」とは、新たな借入先である銀行からまとまった融資を受け、その資金で今まで借入を受けていた銀行に住宅ローンなどの残債を一括返済することをいう。交渉次第ではあるものの、自行でお金を借りてほしい銀行側としては、ライバルよりも著しく低い金利を提示してくることも珍しくはない。
 ただ借り換えを行う際には、残債の繰り上げ返済などに伴う様々な一時的費用が発生することもある。銀行としては返済年数の全期間にわたって利子が支払われる計算で利率を計算しているので、それが減るとなれば損をしてしまう。そのためローン契約書には、繰り上げ返済にかかる手数料や違約金が設定されていることも多い。また既存のローンを組んである銀行に設定された抵当権の抹消登記と、新たにローンを組む銀行への設定登記には費用がかかる。借り換えをする際には、得られるメリットと必要なコストの比較が必要になるだろう。
 借り換えをすると一時的に費用がかかるが、現在借りている金融機関に金利を下げてもらうだけなら費用はかからない。借り換えを検討する前に、まずは現在借りている金融機関に交渉してみるといいだろう。