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育児サポートのくるみんマークで助成金も  今年4月から「3段階方式」に
   厚生労働省では、労働環境の改善などに積極的に取り組む企業に対して、様々な認定マークを付与している。取得した認定マークは自社のホームページや名刺・自社商品などに利用でき、認定取得企業であることを対外的にアピールできる。もちろん取り組み自体が従業員の定着につながり、認定取得企業を対象とした補助金もあるなどメリットは多い。
 数ある認定マークのなかでも有名なのが「くるみん」だろう。くるみんは従業員の子育てへのサポートを充実させている企業に与えられるマークで、育児休業の取得率、子育てを支援する勤務制度の利用率など一定の要件を達成すると取得できる。
 くるみん認定を受けた中小企業は「くるみん助成金」を受け取ることも可能だ。育児休業の取得を促進する取り組み、子育てを支援する取り組み、業務負担の軽減や所定外労働の削減を図る取り組み、仕事と家庭の両立が図られるために必要な取り組みなどにかかった費用について、最大50万円を受け取れる。具体的には代替要員の給与、研修費、リモートワークのためのパソコン購入費用などが該当するだろう。
 ちなみにくるみんマークは、これまでは通常の「くるみん」と、さらに高い水準の取り組みを行った企業が認定される「プラチナくるみん」の2段階だったが、今年4月からは「トライくるみん」を加えた3段階方式に改組されることが決まっている。これまでの「くるみん」の認定基準がそのまま「トライくるみん」に移行し、「くるみん」と「プラチナくるみん」については認定基準が引き上げられるとのことだ。基準引き上げの背景には、日本の男性の育児休業率がいまだに1割程度にとどまるなど低迷していることを踏まえ、男性の育休取得を促す改正育児・介護休業法が今年施行されることなどがある。改組に際しては、マークも新たなものに生まれ変わるという。
 なお今回の改組には経過期間が設けられ、2024年3月末までは、「くるみん」「プラチナくるみん」ともに現行の基準でも認定基準を満たしたとみなされる。ただし付与されるマークは現行のもので、厳しい新基準を満たした企業とは見た目で区別できるようになっている。